月刊四谷マガジン君Gekkan Yotsuya magajin-kun

ポテチ勝手に名鑑その85:キクスイドーのポテトチップLadyj

それを見つけたとき、某(それがし)は大いに歓喜した。

一目散に駆け寄り、それを手にしようとした。

が、しかし!

某の手を止めたのは、なんと言っても、その色であった...。

じゃがいもというには、あまりにも鮮やかな、その紫は...従来のじゃがいものイメージを覆すかのようで、某は大いに困惑した。

暫し悩んだあと、いや、まだ手はあるといったんはそのお店を後にし、当てにしていたもうひとつのお店に向かった。

運命とは残酷なもので、そのもう一方の店には、某が求めていた、ふつうのそれは売っていなかったのである!

やはり、あの奇抜な色をしたアレを買うべきなのか!?

さきほどの店に戻り、意を決して、それを掴んだ。

そう...キクスイドーのポテトチップLadyjを!

Ladyjというのは、長崎で開発されたじゃがいも界のニューフェイス!

...だと思う!!

その特徴はなんといっても、サツマイモのような紫。

どうやらアントシアニンを含むという、じゃがいもにしては一風変わったビジュアルでしたが、それを買う手を止めなくてよかった!

キクスイドー...おいしかったでぇーーーーす!!

ふつうのポテチに比べると、パリッとした食感がいつもより強かったと思うんですけど、見た目こそアレなんで驚きますけど、本当にじゃがいもの味がしますから!

これはちょっと思いがけない出会いでしたねえ。

ありがとう、成城石井。

確かに、量の割りにちょっと高いかな、という気はしましたけど、いいんじゃないですか?

たまには美味しいポテチを食べたっていいじゃないですか!

気軽に手に入るポテチも、それはそれで美味しいですけども!

たまには、こういうびっくりドッキリな体験はいかがですか?

ありがとう、キクスイドー、フォエヴァーキクスイドー!!

2020年6月25日


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