2020年2月20日
ポテチ勝手に名鑑その75:KOIKEYA PRIDE POTATO 感激うす塩味
俺の名前は、日高昆布。
一向に北海道に帰れず、数多の異世界を救い続けて英雄になりつつある男だ。
焼津鰹との旅も終わり、今度こそ、北海道と思っていたのだが...
...こ、ここは...KOIKEYA!?
かつて俺が救った世界、KOIKEYAだった!!
「やりましたの!」
「成功ですの!」
「感激ですの!」
目の前に現れたのは、自らを塩と名乗る謎の3人の妖精だった。
どうやら、この3人に召喚された俺は、ふたたび、このKOIKEYAを救わなければならないらしい。
あらたな旅路で出会ったのは、国産まぐろ節。
「あ、あんた、本当にあの日高昆布なのか!? 握手してください! え、俺も連れてくれるんですか! やったぁ〜!」
また、魚介系の相棒なのか。だが、それも、いいだろう。
なぜならば...俺も魚介系だからだ!
異世界を渡り歩いてきた俺は、あのときとは違う!
もうどうにでもなれ!
新しい日高昆布を見せてやるぜっ!
いつになく大所帯(5人)のパーティーではじまる、シンプルでパリッとしたプライドポテトファンタジー!!
「今、この世界はどんよりしてますの!」
「お願いですの、日高昆布様! この世界に!」
「感激を、ですの!」
不思議な三人とまぐろ節とで、感激を巻き起こせっ!!
ただの薄塩と思うなかれよ!
決めてやる! 新プライドポテト製法で編み出された、『シンプルな塩味』!!
厚めなのに、軽くてパリッとした食感に感激するがよい!
...しかし、俺はいつになったら、本当に北海道に帰れるのだろうな...?