月刊四谷マガジン君Gekkan Yotsuya magajin-kun

貴婦人と一角獣

扉を開けて、正面の壁に飾っているのは、「貴婦人と一角獣」。

フランスで見つかったタペストリーで、15世紀のフランドルで織られたと言われているもの。

これは6枚連作の最後の「我が唯一つの望み」で、ジークレー印刷による額絵。

テーマはさまざまな解釈がされているが、個人的にはどれもしっくりこない。

ユニコーンに比べて、獅子の表現が滑稽なのは間違いなく、そこに意図があるのだろう。

もっとも、作り手の意図よりも、見る側がどう思うかだけでよいという気もするのだが。

この絵を飾っているのは、単に代表の趣味。

「我が唯一つの望み」というタイトルが好き。ファンタジーの生き物で、ユニコーンがいちばん好き。(異常レベルの偏愛)

会社ロゴもユニコーンにしたかったけれども、戦闘機のエンブレムみたいになるので、諦めた。

2018年12月4日


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